改軌が終わった台車を車体に取り付けました。
とりあえず分解して暫く観察してから意を決して配線のハンダを外しました。

ライト基板の取り付けネジを外して、基板を動力ユニットから浮かせ台車上部カバーを取り外し。
ウォームギアとジョイントを慎重に抜き取り、台車を外しました。
改軌が終わった台車を組み込み、配線のハンダ付けをして完了。

ボディを被せる前に、テスト走行して集電の具合や、ギアの慣らしをしたいところですが、いかんせんレールがない。
まあ、仕方がないのでボディを復旧して作業を終わらせました。

見た目は全く変わりませんが、レールに載せて初めて判る狭軌感を楽しみにとっておきます。

さて、時代設定的には緩急車や車掌車も必要です。

(写真は改軌前の編成イメージ)
次の改軌候補も検討します。
最近色々あって久々の更新になってしまいました。
今回は、かねてより興味があった縮尺1/80、軌間13mm(通称JMゲージ)です。
とは言っても全面移行ではなく、お試し的な内容です。
アクラスのワム80000とワラ1を改軌してみました。

メーカーオプションのパーツに交換するだけ、のはずでしたが…少々追加作業をしています。
最初にワム80000。これは2年前のJAMで購入したB級品で、品番GH-1102-2、GH-1102-4、GH-1102-5で、両側ブレーキのタイプです。
最初にインレタを貼りましたが、死にかけていたので綺麗に転写できませんでした。結果、少々ごまかしています。
また、1両を誤って落としてしまいステップを折ってしまったのでその修復も行っています。

どこを直した?と思っていただければ成功ですかね。裏側は補強とかでボテボテですが…(汗)
落とした衝撃でウエイトが外れてしまったのでボディを一旦分解し、組み直しと同時に13ミリのパーツに交換しています。
最初ボディ中央を拡げて無理やり床板を外しましたが、爪を側扉で挟む構造になっているためなかなか困難でした。
2両目からは、側扉を外して爪を解除してから分解しています。
4隅のピンが床板にうまくはまらず、浮き上がってしまう場所もあるのでいずれ接着等の措置が必要かも。
ついでに、標準装備されているカプラーがイマイチなので、ケーディーに換装。エアーホースと干渉するトリップピンは切除。

続いてワラ1。これは最近になって再販されたものです。

これも床板を外して作業をしたのですが、軸受パーツが接着されていたため交換不能。
マイナスドライバーでコジていたらピンがすべて折れ、仕方なくドリルで揉んでピンを除去。
13ミリの軸受パーツのピンのはまり込みがよくありませんので、いずれ接着する必要があるでしょう…。

とりあえず、改軌とカプラー交換が終了しました。
これを牽かせる機関車も必要になりますので、トラムウエイのDD16の改軌にも挑戦。

DD16-300番台が発売された際に、メーカーさんに予備パーツをいくつか分売して貰っており、台車が1両分手持ちにありますので、それを改造して良好であれば車体に取り付けます。
改軌の方法はいくつかあるかと思いますが、ネットで調べて最も手軽そうな手法で行います。
台車を分解してみて異変?に気づく。

両側絶縁と思っていたところ、再販されたロットでは片側絶縁に改良されておりました。

確認のため、初回ロットの台車を分解してみると、やはり両側絶縁。ギアの色も違います。
仕方がないので、旧ロットと車輪を振り替えて作業を行いました。

右が元の車輪、左が組み換え後です。絶縁ブッシュの向きを入れ替えています。

その後、両軸端を0.8mmずつ打ち込み、ネットで調べたバックゲージ11.2mmに調整しましたが、これでよいのかはレールが無いので確認不能。
そのうち、入手してテストしてみなければなりません。

ギアケースカバーの加工。手前が加工前、奥が加工後です。

車輪が入るようにひたすら削ってはめての繰り返し。
この削りと調整で1個1時間程かかっております…。

さらに1時間程掛かって完了。集電板は曲げを調整しています。
単体では車輪が軽く回るように調整していますが、集電板がキツめなので動きはそれほどスムーズではありません。
これでうまく集電&走行できるかはレールを入手してからになります。
それでは、また今度。