トラムウェイのDD16ですが、先に書いた通り、今回の0番台と300番台の機関車は、ほとんどのパーツがユーザー取付けになりました。
その中でも最大の難関と思われるのが、300番台のボンネット脇につける出っ張りパーツ。(下写真の右上に見える赤い部品)

説明書では図の位置に0.8ミリのドリルで穴をあけて付けるように指示されていますが、寸法等の記載は無し。
ちなみに、ボディを外してみましたが、ガイド穴も設けられていませんでした。
点検蓋のスジを合わせつつ、左のヒンジと上のハンドルのモールドを避けなければならないうえ、固定用のピンが微妙にパーツの中心にないという難物。
これを正確な位置につけるために、その辺にあったプラ板に穴をあけて治具を作成してやることにしました。

治具にセロテープを貼り、ドリルで穴を貫通させてパーツを被せます。

スジの位置に合わせてセロテープで固定、ずれないように注意しながらパーツを外してドリルで穴をあけ、治具を外すと正確な位置に穴があけられるというわけです。

これだけで正しい位置にパーツが付けられます。

穴あけ一つで大事な模型を駄目にしないよう、一工夫することも必要ですね。

ナンバーは302号機としました。同時に施工した前回品の0番台Aタイプは11号機としました。
もう一両の300番台に手すりを付けた所で時間切れ。

まだまだたくさん施工しなければなりませんが、今日はここまで。